夏の旅行先、もうお決まりですか?
「定番すぎるかな…」と迷ってるあなたに、北海道のドライブ旅行はいかがでしょうか。
広大な大地、爽やかな風、青く澄んだ海、ラベンダー畑やカルデラ湖…。
車を走らせながら見る景色が次々と変わっていく、自然のドラマが体験できるから、家族連れもカップルも楽しめます。
この記事を読むと得られるのは――
- 本当に行きたいと思える絶景ドライブコース5つ
- 立ち寄りたいカフェやアクティビティ、お土産スポットも紹介
- “上級ドライバー目線”と“初心者向け配慮”の両方からの視点
- モデルプランで時間配分までイメージできる
読むだけで、計画がぐっと具体的に気持ちよく進みます。
それでは、道北から道東まで5つの素敵な夏のコースをご紹介!
1. 雄大な自然を満喫!美瑛・富良野コース
【地図で確認】美瑛・富良野ドライブコース
キーワード:美瑛、富良野、パッチワークの路、青い池、四季彩の丘、ファーム富田、ラベンダー、ノロッコ号
コース概要
北海道中部、丘陵地帯の美瑛〜富良野エリアは、夏になると色とりどりの花畑や畑の模様(パッチワークの路)が開け、まるで絵画の中を走っているかのよう。
美瑛の青い池は神秘的なコバルトブルーで、ファーム富田のラベンダー畑は7月中旬〜下旬にピーク(紫一色の幻想風景)となります。
おすすめ立ち寄りスポット
- 四季彩の丘: 花畑を一望できる展望スポット&カフェ
- 青い池: フォトジェニックな神秘風景と滝見スポット
- ファーム富田: ラベンダー畑、香りグッズ、ラベンダーソフトクリーム
- ニングルテラス: クラフトショップが並ぶ森の小径
所要時間の目安
札幌から現地レンタカーで美瑛〜富良野を巡る日帰りなら、約9〜10時間(往復)。
モデルプラン
08:00 札幌出発 10:30 美瑛・四季彩の丘 到着・散策(約1時間) 11:45 青い池 見学(約30分) 12:30 ランチ(美瑛エリアの地元カフェなど) 13:30 ファーム富田 到着・ラベンダー散策、ソフトを楽しむ(約1時間) 15:00 ノロッコ号乗車(富良野⇄美瑛間、約40分)※時間帯限定 16:30 ニングルテラス/クラフト散策(約45分) 18:00 富良野市街で地元ディナー 19:30 札幌へ帰路 22:00 札幌着
2. 積丹ブルーを堪能!積丹半島コース
【地図で確認】積丹半島ドライブコース
キーワード:積丹半島、神威岬、積丹ブルー、ウニ、黄金岬、日本海
コース概要
積丹半島の先端、神威岬から望む「積丹ブルー」と呼ばれる澄んだ海の青色は、北海道の海景のなかでもトップクラス。
岬沿いの断崖絶壁と水平線の景色は圧倒的です。
海鮮グルメ、特に夏のウニも絶品。黄金岬も高台から海を見下ろす爽快なビュースポットとして人気です。
おすすめ立ち寄りスポット
- 神威岬展望台: 遊歩道を歩いて岬の先端へ(往復約30分)
- 積丹町内の海鮮食堂: ウニ丼や旬の魚介を堪能できるお店が多数
- 黄金岬: 積丹ブルーの海を高台から望める人気撮影スポット
所要時間の目安
小樽または札幌からの日帰りで往復約9時間~10時間。
モデルプラン
08:00 札幌出発 10:30 小樽通過、余市方面へ 11:30 積丹町到着、ランチ(ウニ丼) 13:00 神威岬展望台に移動、遊歩道散策(約30分) 14:00 黄金岬へ移動、展望(約30分) 15:00 海岸線ドライブ&撮影スポット立ち寄り 16:00 積丹温泉で足湯や休憩 17:00 帰路へ 19:30 小樽または札幌着
3. 日本最北の夕日と風車群!オロロンライン(留萌〜稚内)コース
【地図で確認】オロロンライン絶景ドライブコース
キーワード:オロロンライン、留萌、稚内、風車、オトンルイ風力発電所、サロベツ原野、夕日
コース概要
日本海沿いを縦断する「オロロンライン」は、北海道でも随一の開放感あふれるロングドライブコース。
巨大な風車群やサロベツ原野の大地、そして晴れた日には利尻富士を望む夕景が広がり、まるで映画のワンシーンのよう。
最北端・宗谷岬まで一気に走るのもロマンがあります。
おすすめ立ち寄りスポット
- オトンルイ風力発電所: 日本海をバックに巨大風車が立ち並ぶ名所
- 道の駅てしお/サロベツ原野: 展望デッキや湿原資料館など
- 稚内の夕日スポット: 利尻富士と沈む夕日のコラボは絶景
所要時間の目安
札幌〜稚内は片道約4〜5時間。
ゆっくり巡るなら1泊2日以上がおすすめ。
モデルプラン(1泊2日)
【Day 1】 08:00 札幌出発 12:00 留萌通過、軽めランチ&休憩 13:30 オトンルイ風車群で撮影・散策 15:00 サロベツ原野ドライブ 16:30 稚内市内に到着 18:30 日本海に沈む夕日を観賞 19:30 稚内で宿泊・海鮮グルメを堪能 【Day 2】 08:00 稚内出発 09:00 宗谷岬で最北端記念撮影 10:00 道の駅や展望台に立ち寄りつつ帰路へ 15:30 札幌帰着
4. 支笏湖&雲海テラス+ひまわり畑の絶景コース
【地図で確認】支笏湖〜トマム〜北竜町ドライブルート
キーワード:支笏湖、カルデラ湖、札幌近郊、雲海テラス(トマム)、ひまわり畑、北竜町
コース概要
支笏湖は、日本有数の透明度を誇るカルデラ湖で、夏でも涼やかで快適なリゾートエリア。
さらに内陸部へ進むと、標高1,000mから望むトマムの「雲海テラス」や、北竜町のひまわり畑など、夏の北海道ならではの絶景が楽しめます。
おすすめ立ち寄りスポット
- 支笏湖ポロピナイ周辺: 湖畔の散策・ボート遊び・カフェタイム
- トマム 雲海テラス: ゴンドラで雲の上の世界へ(※早朝が雲海出現率高)
- 北竜町 ひまわりの里: ひまわりまつり開催。約150万本の花が咲き誇る
所要時間の目安
日帰りも可能(札幌〜北竜町〜トマムエリアで約9時間)ですが、宿泊すれば早朝の雲海体験がしやすくなります。
モデルプラン(日帰りver)
07:00 札幌出発 08:45 支笏湖 到着・湖畔で散策&軽食(約1時間) 10:30 トマムへ移動(約1.5時間) 12:00 雲海テラス ゴンドラ乗車&展望(約1時間) 14:00 北竜町へ移動(約1.5時間) 15:30 ひまわりの里で花畑鑑賞(約1時間) 17:00 帰路へ 18:45 札幌到着
5. 原生の息吹を感じる!知床・釧路湿原・摩周湖コース
【地図で確認】知床〜摩周湖〜釧路湿原ドライブモデル
キーワード:知床、世界自然遺産、知床五湖、釧路湿原、摩周湖、カルデラ湖、野生動物
コース概要
世界自然遺産にも登録されている知床半島は、手つかずの自然が広がる神秘的なエリア。
遊歩道が整備された知床五湖、霧と神話に包まれた摩周湖、日本最大級の釧路湿原など、道東の自然の魅力がぎゅっと詰まったコースです。
おすすめ立ち寄りスポット
- 知床五湖(高架木道): 初心者でも安心して原生林や湖畔の景色を満喫できる
- 摩周湖第一展望台: 運が良ければ“摩周ブルー”が見られる
- 釧路湿原展望台: 高台から湿原を一望できるビュースポット
所要時間の目安
札幌から車での移動は長距離になるため、2泊3日の余裕をもったスケジュールがおすすめです。
モデルプラン(2泊3日)
【Day 1】 09:00 札幌出発(帯広 or 網走経由) 12:30 車中ランチ休憩 15:30 知床エリアの宿にチェックイン・温泉で休息 【Day 2】 08:00 知床五湖を散策(約1.5時間) 10:30 知床自然センターや観光船オプション 12:30 中標津 or 弟子屈エリアでランチ 14:30 摩周湖 第一展望台で絶景鑑賞(約30分) 16:30 釧路湿原展望台へ(約1時間) 18:30 釧路市内で宿泊&海鮮ディナー 【Day 3】 09:00 釧路出発 12:00 帯広 or 夕張でランチ休憩 17:00 札幌帰着
ドライブを楽しむための注意点
北海道ドライブ初心者さんも安心!事前にチェックしておきたい注意点
- 野生動物の飛び出し: 特に早朝・夕方は、エゾシカやキツネ、ヒグマが道路に出てくることがあります。スピードの出しすぎに注意!
- ガソリンスタンドの間隔: 知床・オロロンラインなど郊外エリアではスタンドが少ないです。必ず満タン出発+途中での補給を。
- 狭い山道・海岸線のカーブ: 積丹や知床の一部ルートでは道幅が狭く、ガードレールのない場所も。対向車や路肩にも注意して運転を。
- 服装・持ち物: 朝晩は夏でも冷えるため羽織りものがあると安心。虫除けスプレー・日焼け止め・帽子・レインウェアも忘れずに!
- 高速道路の割引: NEXCO東日本の「道みちトクふりーぱす」など、乗り放題プランを使うと節約に◎
まとめ
北海道の夏は、ただの移動すら感動に変わる。
今回は、初心者でも安心して楽しめるドライブコースから、経験者向けのロングルートまで、北海道の絶景ロードを5つご紹介しました。
自然・グルメ・爽快感、すべてが詰まった「夏の北海道ドライブ」は、日常をリセットしてくれる最高の旅になるはずです。
さあ、夏の北海道へ出発しましょう!
あなたらしいルートをカスタマイズして、自然の中でリフレッシュする時間を楽しんでください。